熱気に飲み込まれるようなベトナムから、
飛行機でおよそ1時間。ラオスへ到着した。

ここを訪れたのは、
昨年タイで見つけた手仕事のものが、
ラオスで作られていると知ったのがきっかけだ。
それらが生まれる場所を、一度見てみたかった。

初めてのルアンパバーンは、
観光地としての顔を持ちながらも、
昔ながらの村の景色が今も残る、
静かで小さな町だった。


観光客が集まるメインストリートには、
フランス植民地時代の面影を残す建物が
整然と並び、おだやかな空気が漂っていた。

同じくフランスの影響を受けたベトナムは
あらゆるものが混ざり合うような
エネルギーに満ちた街並みだっただけに、
その対比がとても印象に残った。

初日と最終日、テラスにご挨拶に来てくれた猫


宿は、市街地から少し離れた
メコン川沿いのエアビーを選んだ。

朝、テラスに出て鳥の声を聞きながら、
一隻の舟がゆっくりと
川を進んでいくのを眺めていると、
頭の中がすっと静かになっていった。
できることなら、
ずっとこうしていたいくらい
とても心地良い時間だった。
いつもより深く眠れたのは、
きっとそのおかげだろう。

ふと見上げたラオスの空は、
見慣れた日本の空と同じように、
ただ雲がゆるやかに流れていた。

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