買い付け旅のある日、イズミ(@cotobird_trip)と現地在住のせっちゃんと一緒に、タイパンツ製造工場まで足を延ばした。目的はイズミの買い付け。私はタイパンツの買い付けは予定にはなく、さほど興味がなかったのだが、製造工程を隅から隅まで一緒に見て回るうちに、タイパンツの奥深さと魅力を知ることになるのだった。

せっちゃん撮影


タイで暮らしていたこともあるイズミは、タイパンツは絶対にレーヨンがいいと言う。吸湿性が高く、汗をかいてもサラッとした軽い着心地なのだそうだ。生地を触らせてもらったら、レーヨンは指がスルッと滑るようななめらかさで、逆にポリエステル製のものは指が滑らずペタっと貼りつく感じ。なるほど、暑い夏を過ごすには、断然レーヨンがいいわけだ。


そもそも、レーヨンとポリエステルは何が違うのかわからなかったので調べてみると、レーヨンは木材パルプや綿花のセルロースを科学的に加工した再生繊維で、ポリエステルは石油から作られる合成繊維とのこと。同じ化学繊維だと思っていたけど、素材も肌触りも機能性も全然違うやん…知らんかった。それを知ると余計に、レーヨンのタイパンツが良さそうだ。


そして帰国後──

ちゃっかり、タイパンツデビューした私。

素材はレーヨン。イズミセレクションの中から選ばせてもらったけど、こんな柄のタイパンツもアリじゃない?

ポケット付いてる♪


履いてみたら、

…え!軽っ!涼し!肌触りサラサラ!
想像以上に着心地が良すぎるんだが。

冷房が効いた部屋で過ごしていると、短パンだと足が冷えやすく、ロング丈だと暑苦しいという、私の夏のお悩みが、タイパンツであっさり解決してしまった。
猫の毛がつきにくく目立ちにくいのもいい。
いいぞ、タイパンツ。これは毎日履きたい。




ちなみにイズミのお母さんやお母さん友だちには、いつもタイパンツのお土産が大好評なのだそう。今ならわかる、わかりますよ、お母さん。

イズミの選んだタイパンツは、近日行われるPOP UPなどで購入できます。

番外編

娘に試着してもらったら「いいね」とそのまま着ているので、「返して」と言えない母。



この記事を書いた人

 ハト(ハシュケ店長

仕入れから撮影、ショップづくり全般に携わる。自分をもてなしてくれる居心地の良い家づくりを心掛けている。猫とビールと岩盤浴好き。

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