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鉄瓶にハマる
みなさん、こんにちは。
hushykkeスタッフのみっちーです。
リモートワークになり、
おうちにいる時間が増えると、
必然的にお茶を淹れる機会が増えます。
できれば美味しいものが飲みたい。
そう思って、お湯が美味しくなると評判の、
鉄瓶が欲しいなと思っていたところに…
友人からプレゼントしてもらいました!
実際に使いだすと、なかなか興味深い鉄瓶。
今回は、
新しく私の日常に加わった鉄瓶について、
お話ししたいと思います。
我が家にやってきたのは、
岩鋳の鉄瓶兼用急須 という、
鉄瓶としても急須としても使える
小ぶりなものです。
鉄瓶は手入れが難しそうなイメージでしたが、
調べてみると意外にそうでもないようです。
基本的には、
①中は触らない(洗わない)
②すぐに乾かす(水分をつけたままにしない)
この二つを守っていれば大丈夫のようです。
使い初めだけは少し手をかけます。
とはいっても、
お湯を沸かして捨てるという
「ならし」作業を何回か繰り返すだけです。
我が家に届いた日にすぐ、ならし作業をしました。
そして、いざ白湯を飲んでみると…
まろやか!
おいしい!
お湯がとろ~んとしています。
何だか甘さも感じました。
こんなにも変わるものなのかとびっくり!
鉄瓶、恐るべしです。
ところで、
鉄瓶と急須の違いって何??
と思いませんでしたか?
私は思いました(笑)
簡単にいうと、
鉄瓶は「お湯を沸かすもの」で、
急須は「お茶を淹れるもの」です。
急須は中がホーロー加工されています。
加工がされているため、
急須本体からは鉄分が出てこないので、
お茶の成分に影響しません。
じっくりと茶葉を抽出することができます。
保温にも向いています。
加工がされているので、直火にかけることができません。
一方鉄瓶は、
基本的には中の加工がされていません。
加工がされていないので、
お湯を沸かすと、鉄瓶から鉄分が出てきます。
その鉄分が、
水道水に含まれる成分を除去してくれたり、
体内に不足しがちな鉄分を補ってくれたりします。
そして、直火にかけることができます。
中の加工が違うんですね。
理想は鉄瓶で沸かしたお湯を、
急須に入れてお茶を淹れるという感じでしょうか。
私の鉄瓶兼用急須は、
基本的には、
中が加工されていない鉄瓶です。
容量が0.65リットルほどの小ぶりなものなので、
急須としてお茶1~2杯をさっと淹れるぐらいなら
できるという感じです。
でも基本は鉄瓶なので、
お茶を入れっぱなしにはできません。
お茶の成分に影響を及ぼすので…
鉄瓶の中は、最初は綺麗な黒ですが、
使っていくと、赤褐色のサビがついてきます。
このサビ、決して悪いものではありません。
体には害はなく、
どんなにきちんとお手入れをしても、
絶対にサビはつくので、気にしなくていいようです。
ただし、お湯が赤くなったり、
鉄の味がしたりした場合は、
お手入れが必要です。
私のものも、日を追うごとに、
色が赤くなってきたのと鉄の味がしてきたので、
お手入れをしてみました。
鉄瓶の8分目ぐらいまで水を入れ、
お茶パックに入れた煎茶を水の中に入れます。
煎茶の量は、諸説あるので、
私はとりあえず、
お茶2杯ぐらいが淹れられる量(目分量)
の煎茶でやってみました。
お茶パック入り鉄瓶を火にかけ、
30分ほど煮出したあと、
お茶パックを入れたままのお湯を、
10時間程放置しておきます。
すると…
おぉ~っ!
お茶の成分タンニンと鉄分が反応して、
お湯が真っ黒になります!
化学の実験のようですね。
このタンニンが鉄瓶の錆びを
落ち着かせてくれるようです。
真っ黒のお湯を捨てた後は、
湯を沸かし捨てるという作業を繰り返します。
どんどんお湯が澄んでいき、
鉄の味も薄くなっていきます。
昔の人の生活の知恵は本当にすごいなと感嘆です。
日々の生活の中で培われてきた、
活きた知恵ですね。
また、使っていくうちに、
湯垢(水に含まれるミネラル) が付着し、
鉄瓶内が白くなっていくようです。
湯垢は過度な錆びの発生を防いでくれるのと、
よりお湯を美味しくしてくれる効果があるとのこと。
早く湯垢をつけたいので、
先日、ミネラルが豊富に含まれている、
フランスの水(硬水)を買ってきました。
まだ、試していないのですが、
調べてみると、効果はかなりありそうです。
白湯は美容や健康にも良いと言いますよね。
鉄瓶で白湯を作って、
はちみつを加えたり、梅干しを入れたりして、
これから毎朝飲もうかなぁ…
なんて考えている今日この頃です。
ここまでお付き合いいただき、
ありがとうございました♪
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