こんにちは。hushykkeスタッフのみっちーです。
おうちにこもっている間に、いつの間にやら初夏の匂いがしてきました。
換気のためではなく、素直に風が心地よくて、ずっと窓を開け放っている今日この頃です。

その窓際で、風を受けながら読書をするのが最近の楽しみの一つです。

普段から小説はちょこちょこ読んでいるのですが、外出自粛でまとまった時間が増えたので、この際しっかり読んでやろうと本棚から展覧会図録を引っ張り出し、再読しています。

私は 美術館巡りも趣味なんですが、 外出自粛になる前はしょっちゅう展覧会に足を運び、気に入った展覧会では図録も買っていました。
展示された作品の画像と解説、そして研究者による小論文が掲載されている図録は、なかなかのボリュームなこともあって、買っておきながらもさらっとページをめくっただけで、あとは時間があるときにゆっくり読もうと後回しにしていました。
ダメですよね、後回しって …。絶対「後」はやって来ないですから(汗)。

ということで、おうちにいる今のうちに、まとめて一気読みすることにしました。

何冊か読み進めた中で、改めてテンションが上がったのが、2019年に東京と京都で開催された「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて」展の図録です。

日本でも有名なクリムトやミュシャが活躍した1900年前後、本の装丁や挿絵、壁紙、舞台のポスターなど、それはそれは素敵なデザインが数多く生み出されました。ミュシャのポスターなどは見たことがある方も多いのではないでしょうか。

厚さ4cmにもなる図録には、流麗な曲線模様や、細かい幾何学模様、そして緻密な構成のデザイン作品が、ぎっしりと掲載されています。 19世紀から20世紀初頭のウィーンには、あんなに洗練されたデザインがあふれていたのだなと思うと、本当に羨ましいです。


思わずため息がこぼれてしまうような素敵なデザインばかりだったので、美術館にこの展覧会を見に行ったとき、めちゃくちゃ楽しくてテンションが上がったことを思い出しました。

この展覧会に展示されていた作品の画家やデザイナーのように、社会に影響を及ぼす力は私にはないけれども、せめて自分の身の回りだけでも美しく整えたいなと図録を読んだ今、再び強く思いました。

まずは…
部屋の掃除からかな…(汗)。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました♪

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